またしても車でぐったりしている。
労働が終わりまっすぐ家に帰ると、いつもだいたい18時にもならない。
家には数年前に定年退職した父が居る。
母はまだ仕事をしており、19時前後まで帰ってこない。
父とふたりきりになるのが嫌で、しばらく家のなかに入れない。家の庭で、車のなかで、座席を倒してぐったり過ごす。そんな生活を3年間続けてきた。
我ながらくずだな、と思う。
父が嫌いなら一人暮らししろよ。実家暮らしなら母親が帰ってくる前に家事しろよ。
今ぐったりしている車も親のお古で、自分では一銭も払っていない。
甘えているのは分かっている。
何年か前、大人になってから、友達に父の愚痴を言ったことがある。そしたら「お父さん居るだけ良いよ」と、父親が借金して失踪して離婚した……という話をされた。私はそれを知らなかった。
そのとき、実家暮らしの大人が親の愚痴を言うのはやめたほうが良いなと思った。愚痴を言ったら、説教されたり不幸マウンティング(?)されたりしてもなんの文句も言えない。言われたくないなら愚痴を言わない以外の選択肢はない。友達にわざわざ負の感情を持ちたくないので。
どうしても誰かに話して受け入れてもらいたいなら、やっぱり、カウンセリングとかしかないんだよなと思う。
今日、雇用契約の書類をもらってきた。
また1年間、同じ契約。非正規。日給制。そりゃそうだ。妥当すぎる。むしろこのド田舎ではもらえている方なのかもしれない。
今日も職場で一言も雑談できなかった。
中年男性と何を話して良いか分からず、全然打ち解けられないまま3年が過ぎた。
私が全部悪い。
全部私が悪い。
帰りの車のなかで涙が出た。
なにが苦しいのかはよく分からない。
ブログを作るなら、きっと笑える内容にしよう、と思っていた。できないらしい。なんだ、この鬱ポエムは。
或いはまだ誰にも見られていないからなのか。
ブログランキング等に登録しない限り、どうやらなかなか人には見られないものみたいだ。
とはいえブログが書けた。
この3年間、ほとんど毎日車で1~3時間くらいぐったりしつつ、ネットサーフィンくらいしかしてこなかった。ブログを書けばなんとなくなにかを錬成できたという気持ちで、満足できるような気がする。
とてつもなく無益な時間だった。
これからはせめて自己満足がしたい。