じりつにっき

ド田舎実家住み一人事務員の日記です。パニックを起こしやすい重度コミュ障のメンヘラです。精神的な自立を目指しています。

学生時代の短期バイト

今日は上司が1日休みだった。
仕事に身が入らず、さぼりまくってしまった。片付けについて調べたり自分が去年1年間でAmazonや舞台、習い事なんかに使った金額を計算したり……(電卓叩いてるから仕事してるように見える可能性あり)。あとは元彼への怒りを消す方法を調べたり……元彼に手紙風の文句を書いてビリビリに破ったり……。我ながら怖い……。

受け付けすることは多くて、それは大変だった。
緊張してしまって、不安になって、午後になって、薬を追加した。
現金払いで領収書を出すのがとても苦手で、手が震えるししょっちゅう書き間違える。
今日も現金払いがあって、でもそれは事前に聞いていたから、日付以外領収書の内容は書いてあった。今日は日付を入れるだけで良かったのに、それでもとても緊張した。
その場で現金を扱うのは緊張する。
学生時代、お正月の時期、有名な神社で売り子のバイトをやったことがある。
たくさんの人が来て、並んでいて、次から次に色んな人の対応をした。
電卓の使い方もよく分かってなくて(当時「M+」とかの機能を知らなかった。説明会を体調不良で欠席してしまったので、もしかしたらそこで説明があったのかもしれないし、元々常識なのかもしれない)お釣りも間違えてしまった。うまく接客できなくてボロボロで、お客さんにひどく怒鳴られたこともあった。おみくじをひこうとしている小柄な高齢の女性がいて、よく見えなくて左右から見ようとしていたら「なんなのアナタ」から始まって「自分の仕事をちゃんとしなさい!」と激怒された。確か「さっきからチラチラのぞきこんでるけど後ろに人が並んでるんだから先にそちらを対応しなさい」というようなことを言っていたような気がする。多分的確なアドバイスだったような気がする……。でも今書いてても「思い出し号泣」してしまうくらい本当に怖かった。あの「なんなのアナタ」の響きは一生忘れない気がする。
質問されて「えーっと」と1回言っただけで「あ、いいです」や、「あ、ダメだ!」と言われたときもある。それに関しては個人差があるかもしれない。「えーっと」とか言って即答できない時点でもう許せなかったのかもしれないし態度で不快感を与えたのかもしれない。多分このへんは今でもお店とかで働いたら同じようなことが起きるだろう。
最終的に、数名の職員のかたの判断でお守り等を補充する裏方業務にまわることになった。
その判断があったことを知らない別の職員(やさしい)に「前やったからできますよね」というようなことを言われたんだけど、私を裏方にすることを判断した職員(やさしい)が「ちょっと○○さん、アレなんで(^^)」と説明していた……。
とても悲しくて、つらかったけど、当然だと思う。
その経験で、「私は普通の人が普通にこなせていることができない」という昔から持っていた気持ちがさらに強固になった。
「今の私には"仕事"と名のつくものはできない」という認識まで加わった。


いま、あの頃とは違って、電卓の扱い方は分かるようになった。お金もこの3年間、別に間違えたことはない。
接客は不十分だけど、そもそも今の職場で一度にあそこまでたくさんの人を対応することはない。
「ただ買い物しにきた人」はほとんど居なくて、大体のお客さんが会社の名前を背負って来ている人だから、あからさまに怒られることは少ない。
そんななかでも怒られた思い出は領収書関係がほとんどだった(つっても2~3回なんだが……)。
そのせいかもしれない。
領収書を切ると怒られる。現金を扱うと怒られる。
そんな風に、トラウマになってしまっているのかもしれない。

領収書以外なら、誰かの目の前で書いても震えたり書き損じたりすることはそんなにない。


よかった。
向き不向きがあるだけなんだ。

今では、仕事ができる、仕事が速いと言われることもある。
接客は不十分。それは多分、一生そう。どれだけ努力しても多分苦手なまま。

学生のその短期バイトがボロボロで、裏方にまわって、そのときに仕事できないって思い込んで……。
ばかだな。
多分、裏方の仕事ならなんとかできてたんじゃないか。
本当に不真面目でどうしようもなかったら、そのとき職員にももっと怒られてたんじゃないのだろうか。
なんでだめだ、何もできない、って思い込んでたのだろう。

今だって別に全然楽しくないよ。
つらいだけだよ。
でも、全く仕事できてなくはない。褒められることすら結構あるんだよ。

流石になんにもできなくはねーよ……。
認知の歪みがすごい……。

でもきっと当時の自分にはなんて言ってあげても響かない。
理想ばっかり高くて、実家に住んで非正規の事務員やってるよって言ったら絶望するだろう。

でも自由になるお金がその頃よりはたくさんあって、我慢せずやりたいことがやれる。

それで十分だと思える瞬間もある。



思い出話が長くなった。
とにかく今日は仕事サボりまくってしまった。
対応は忙しかったけど、自分の仕事はあまり進まなかった。
夕方、トイレで鼻をほじったらとんでもねえ勢いで鼻から血が出た。
マジか!? と思うほどの勢いだった。
ドボドボドボって出た。便器に鮮血がにじんだ。
応急処置で詰めたトイレットペーパーを洗面台のところで取り出すと、またしてもドボドボドボって血が流れ出た。
こんな勢いで鼻血が出ることはなかなかない。

サボっていたバチが当たった……と思った。
明日は真面目に頑張りたい。

学生時代怒鳴られたみたいな、「自分の仕事をちゃんとしなさい!」って感じだ……まさに……。