漠然とした死にたさがある。昔から、漠然と死にたいときは泣ける曲を聴いて泣く。
昨日の夜眠る前、森山直太朗の『生きてることが辛いなら』を聴いて泣いた。
今日も労働帰りに聴いた。
半年くらい前、youtubeで「死にたい」みたいな感じで検索したら出てきて、聴いたら死ぬほど泣いてすっきりした。それからしんどくなると定期的に聴いている。
昨日は眠くなる催眠術みたいな動画(?)を聴いてみても寝付けなくて、12時近くになって抗不安薬を飲んだ。そうしたら、いつの間にか寝ていた。意地にならないで飲んでから寝ようとすれば良いのに……。
最近は平日に早く眠らないと不安で、だいたい抗不安薬を飲んでから寝ようとしてる。昨日は謎の意地で飲まずに寝ようとしてしまった。
私が思春期、しんどいときに号泣する目的で聴いていた曲は、ブルーハーツの『ロクデナシ』とサンボマスターの『できっこないを やらなくちゃ』、ガガガSPの『はじめて君としゃべった』だった。やたら雄々しい少女であった。
数年前からは倉橋ヨエコの『涙で雪は穴だらけ』が鉄板になり、半年前から『生きてることが辛いなら』になった。
私の死にたさは自分の無能からくることが多かった。だから『ロクデナシ』とか『涙で雪は穴だらけ』が刺さりに刺さった。
なんだか去年あたりの死にたさはもっと漠然としていて、その漠然とした死にたさには『生きてることが辛いなら』がぴったりはまった。
今日の夕方くらいから、数ヵ月前の失恋を思い出して悔しくなってしまった。発狂しそうで、薬を飲むか迷った。
悔しくて苦しいさなか、久し振りにマッチングアプリを開いた。失恋してしばらくして勢いで登録して、一人とだけ会ったけど進展はなかった。今は怖くなって放置している。
その唯一会った一人が、「退会済み」になっていた。
ブロックされたのか彼女ができたのか面倒になったのか彼女作るの諦めたのか分からないけど、なんだか死にたさが増した。
気持ちをごまかそうとシャワーを浴びた。そのあと、ブログを書いていると、母親が帰って来た。フライドチキンを買ってきてくれたという。
フライドチキンを貪る。
死にたくなくなった。
まだいける。
今日は意地を張らずに薬を飲んで早めに寝たい。