雇用のことで悩み、先日、就労移行支援事業所の見学に行ってきた。
いきおいで2ヵ所予約した、1ヵ所目。
駅から徒歩15分くらいかな、と思っていたら30分だった。
ギリギリ間に合った。
車で行けばよかった。
私の話をじっくり聞いてくれた後、少し利用している人たちの様子を見させてもらった。
そのあと、
就労移行支援のこと、障害者雇用のこと、障害者手帳のこと、いろいろ教えてもらった。
人との馴染めなさについて、仕事上での困りごとについて、そんなことをたくさん話した。
みたいな感じのことを言われたと思う。ニュアンスを忘れそうだけど、何事もなさそうだった。
不安で絶望していた気持ちは少し落ち着いた。
手帳は〇ヵ月以上通院していたらほとんど断られない……みたいなことを言っていた(7ヵ月だったか8ヵ月だったか……忘れた)。発達障害の検査をしないといけないのかと思っていたので、少し気が楽になった気がする。
ただ、地元の自治体で手続きをするのは自分には厳しいと思った。実家だと、郵便物で親バレする……的なことを言われた。
やっぱり、職員の人と企業との間に入ってもらうには、障害者枠じゃないといけないらしかった。
派遣会社のことも少し考える。
合わない職場でも辞めたいって言い出せない私が勤めるなら、期間限定の仕事が良いんじゃないか。
直接雇用よりは辞めたいって言いやすいんじゃないか。とか色々……。
仕事の経験がなかった若い頃、いくつかの派遣会社の登録会に行ったことがある。
タイピングスキルチェックというのがあった。オタクだったからか、ローマ字入力はどこに行っても「速いですね」と言われたんだけれど、数字のテンキー入力は遅かった。
さっき、8年ぶりにやってみた。派遣会社のサイトで、自宅でもできるのがあったので……。
私は数字のテンキー入力も上級者並みになっていた。
ほぼ毎日電卓を叩いていたおかげだと思う。
それ以外にできるようになったことは何もないような気がするけど、それだけでも少し……ほんの少し自信になった。
就労移行支援の見学、2ヵ所目、めちゃくちゃ行きたくない。めちゃくちゃ行きたくないけど、行く。
嫌な思いをするかもしれないけど、日々の苦しみから解放される一歩だと思いたい。